「堤防でルアーを投げ続けてるのに、今日もアタリすらない…」
「初心者でも釣れて、しかも美味しい魚っていないの?」
その気持ち、痛いほどわかります。
僕も上越の堤防で青物を狙って、3時間フルキャストして帰りに缶コーヒーを買っただけ、みたいな日を何度も過ごしました。
あれは心が削れます!
結論からお話しすると‥堤防で「そこそこ釣れて、しかも高級魚」を狙いたいなら、根魚(ロックフィッシュ)ゲームが一番の近道です。
足元に落とすだけでも釣れて、道具もワーム+ジグヘッドだけでOK。
それでいてカサゴもキジハタも、料理屋で頼んだら財布が泣くレベルの魚です。
この記事では、上越の堤防で実際に根魚を釣ってきた僕が、狙える魚種・時期・釣り方3ステップ・タックル・根掛かり対策まで、初心者がその日から真似できる形でまとめました。
読み終わるころには、次の休みに何を持って堤防へ行けばいいかがハッキリしているはずです!
根魚(ロックフィッシュ)ゲームとは?堤防で狙える身近な高級魚
根魚ゲームとは、岩やテトラなどの「根」に着いている魚を、ワームやルアーで狙う釣りのことです。
なぜ初心者におすすめかというと、根魚は基本的に岩陰から動かず、目の前に落ちてきたエサに反射的に食いつく性質があるからです。
回遊魚のように「そもそも魚がいない」という日が少なく、足元やテトラの隙間にちゃんと居てくれます。
つまり、遠投の技術がなくても勝負になるということ。
実際に僕がカサゴを釣ったときも、キャストどころか足元にストンと落としただけでした。
ロックフィッシュという横文字の響きに反して、やってることは「穴に落とす」だけだったりします!
ちなみに上越エリア全体でどんな魚が狙えるかは、上越の釣り完全ガイド|季節ごとの釣れる魚と始め方にまとめてあるので、あわせて読んでみてください。
上越の堤防で狙える根魚2種|カサゴ・キジハタ

上越の堤防で現実的に狙える根魚は、次の3種類です。
- カサゴ|一年中狙えて、初心者の1匹目に最適
- キジハタ|夏が本番。日本海の高級ターゲット
それぞれ、狙い方も難易度もけっこう違います。
順番に解説しますね!
カサゴ|一年中狙える根魚ゲームの主役
まず狙うべきはカサゴです。
理由はシンプルで、季節を問わず堤防の足元に居てくれるうえ、警戒心が薄くて簡単に口を使ってくれるから。
僕が上越の堤防で釣ったカサゴも、テトラの隙間にワームを落として2回シャクったら、いきなりゴンッときました。
サイズは15〜20cmくらいが中心で、20cmを超えたら「今日はいい日だ」と思っていいレベルです。
唐揚げにすると骨まで食べられて、正直これだけで一本記事が書けるくらい美味しいです!
キジハタ|夏の日本海が本番の高級ターゲット
次が本命枠のキジハタ。
関西ではアコウと呼ばれる魚で、夏の日本海では根魚の王様みたいな存在です。
カサゴより一段深いところ、テトラの際やゴロタ場の底を丁寧に探ると出てきます。
僕も夏に堤防とSUPの両方で釣りましたが、あの「ゴンッ!」からの根に突っ込む首振りは、一度味わうと完全に沼です。
刺身にすると上品な甘みで、正直カサゴとは別次元でした。
キジハタだけを本気で狙いたい人は、キジハタの釣り方|時期・ワーム・タックルを実釣ベースで解説で時期やワームまで深掘りしているので、そちらもどうぞ。
根魚が釣れる時期と時間帯|狙い目は朝マズメと日没後
根魚は一年中狙えますが、釣果が伸びやすい時期と時間帯はハッキリしています。
結論、初心者が一番結果を出しやすいのは初夏から秋、時間帯は朝マズメと日没後です。
理由は、根魚が夜行性寄りで、暗い時間帯ほど積極的にエサを追うからです。
日中は岩の奥に引っ込んでいる個体が、暗くなると穴から出て堤防際をウロウロしはじめます。
実際、僕がカサゴを釣ったのも日が落ちて30分ほど経ったタイミングでした。
昼間に3時間粘って無反応だった同じ場所で、暗くなった途端に連発したときは、思わず「今までの3時間は何だったんだ」と声が出ました!
- 春(4〜5月)|水温が上がり始め、カサゴが浅場へ
- 夏(6〜9月)|キジハタが本番。根魚ゲームの最盛期
- 秋(10〜11月)|カサゴが荒食い。数釣りしやすい
- 冬(12〜3月)|数は落ちるがカサゴは継続して狙える
逆に言うと、冬でもボウズ回避の切り札になるのが根魚のいいところです。
青物が回らない真冬でも、足元にはカサゴが待っていてくれます。
根魚の釣り方3ステップ|投げて・落として・ちょんちょん

根魚の釣り方は、拍子抜けするくらいシンプルです。
覚えることは次の3ステップだけ!
- キャストして着底させる|まずは底を取るのが全て
- リフト&フォールで誘う|持ち上げて落とすの繰り返し
- フォール中のアタリを取って即アワセ|一瞬の勝負
この3つを1セットにして、扇状に探っていくだけです。
ひとつずつ見ていきましょう!
ステップ1|キャストして着底させる
まずはキャストして、しっかり底まで沈めます。
ここが根魚ゲームで一番大事なポイントです。
なぜなら、根魚は底から数十cmの範囲にしかいないから。
中層をいくら通しても、根魚は基本的に見向きもしてくれません。
コツは、着水後にラインを張らず緩めずでキープして、ラインがフッと止まった瞬間を見逃さないこと。
これが「着底」の合図です。
慣れないうちは、心の中で「1、2、3…」と数えて、何秒で底に着くかを覚えておくとラクになります!
ステップ2|リフト&フォールで誘う
底が取れたら、ロッドをゆっくり持ち上げてワームを跳ね上げ、また落とします。
これがリフト&フォールです。
根魚は上から落ちてくるものに強く反応するので、「落とす」動作こそが最大の誘いになります。
持ち上げる高さは50cmくらいで十分。
大きくシャクりすぎると、根の上を素通りしてしまううえ、余計に根掛かりします。
イメージは、弱った小魚がフラフラ沈んでいく感じ。
ちなみに僕は最初、テンションが上がって全力シャクリを連発し、根魚が食う間もないほど元気なワームを演出していました(笑)
ステップ3|フォール中のアタリを取って即アワセ
アタリの9割は、フォール中に出ます。
「コンッ」という小さな違和感や、落ちていくラインが途中でフッと止まる瞬間が、根魚が咥えた合図です。
ここで大事なのは、迷わず即アワセすること。
なぜなら、根魚は食った瞬間に根へ潜ろうとするからです。
一瞬でも遅れると、ラインが岩に擦れて「魚は付いてるのに上がってこない」という一番切ない状況になります。
アワセたら、そのまま止めずに一気に根から引き剥がしましょう。
根魚とのやり取りは、優しさより最初の3秒の強引さです!
根魚ゲームのタックル|僕が上越の堤防で使っている一式
タックルは専用品を揃えなくても大丈夫です。
結論、エギングロッドと3000番クラスのリールがあれば、そのまま根魚ゲームに使えます。
理由は、ワーム+ジグヘッドの重さ(5〜20g)がエギングタックルの守備範囲とほぼ同じだから。
僕も新しく買い足したのはワームとジグヘッドだけで、あとは手持ちの使い回しでした。
実際に僕が堤防で使っている一式を、正直に全部公開します。
ロッド|シマノ セフィアBB S86ML
エギング用のロッドですが、根魚ゲームとの相性が抜群です。
ティップが繊細で小さなアタリを拾えるのに、バット部分はしっかりしていて根から引き剥がすパワーもあります。
1本で秋のエギングも根魚も回せるので、コスパで言うとかなり優秀です!
リール|シマノ 21アルテグラ C3000HG
1万円台とは思えない巻き心地のリールです。
ハイギアなので、アワセた直後に一気に巻いて根から離すという根魚ゲームの動作にぴったり合います。
ライン|PE0.8号+フロロリーダー
メインラインはPE0.8号、リーダーはフロロの3号前後を1ヒロほど結んでいます。
根ズレするのが前提の釣りなので、リーダーは少し太めにしておくと安心です。
細くして高切れするより、太くして1匹確実に獲るほうが精神衛生上いいです!
ジグヘッド|矢じりワインドセット
ジグヘッドは10g前後を軸に、風と潮で7g〜14gを使い分けています。
「まず底が取れる重さ」を最優先に選ぶのが失敗しないコツです。
ワーム|エコギア バグアンツ3インチ
根魚ワームの鉄板です。
甲殻類っぽいシルエットとパタパタ動く爪が、カサゴにもキジハタにも効きます。
カラーはとりあえずオレンジ系とナチュラル系の2つ持っておけば困りません。
クーラーボックス|ホリデーランドクーラー17L
持ち帰るなら必須です。
根魚は身が締まっていて鮮度落ちも比較的ゆるやかですが、夏場に常温放置は論外なので氷を入れて即クーラーへ。
17Lは堤防の半日釣行にちょうどいいサイズ感です。
根魚ゲームのメリット・デメリット|正直に両方書きます

いいことばかり書くのはフェアじゃないので、デメリットも正直に並べます。
結論、「手軽さと美味しさ」を取るか「サイズと数のロマン」を捨てられるかが判断の分かれ目です。
- 初心者でも釣れる確率が高い
- 装備が安く済む
- とにかく食べて美味しい
- 根掛かりでロストが多い
- 大型が出にくい
- 足場が悪い場所が多い
メリット1|初心者でも釣れる確率が高い
これが最大の魅力です。
回遊待ちの釣りと違って、根魚はそこに住んでいます。
丁寧に足元を探れば、初日でも1匹に出会える可能性は十分あります!
メリット2|装備が安く済む
必要なのはロッド・リール・ライン・ジグヘッド・ワームだけ。
ワームとジグヘッドなら合計2,000円ほどで始められます。
青物用のジグを1個ロストしたら泣きますが、ジグヘッドなら「まあいっか」で済むのも地味に大きいです。
メリット3|とにかく食べて美味しい
カサゴは唐揚げと味噌汁、キジハタは刺身。
どちらも買えばそこそこの値段がする魚です。
家族に「また釣ってきて!」と言われる釣りは、継続のモチベーションが段違いです。
デメリット1|根掛かりでロストが多い
これはもう避けられません。
根の際を攻めるからこそ釣れるので、根掛かりとは一生の付き合いになります。
僕も1回の釣行でジグヘッドを何個失ったか、数えるのをやめました(笑)
デメリット2|大型が出にくい
堤防から狙う根魚は、20cm前後が主体です。
「デカい魚と格闘したい!」という欲を満たす釣りではありません。
ランカーサイズのロマンを求めるなら、青物やシーバスのほうが向いています。
デメリット3|足場が悪い場所が多い
根魚が着くテトラ帯は、当然ながら足場が最悪です。
濡れたテトラは想像の3倍滑ります。
ここを軽視すると、釣果どころの話ではなくなります。
堤防で根魚を狙うときの注意点5つ

楽しい釣りだからこそ、安全とルールだけは先に押さえておきましょう。
結論、この5つを守るだけで、危険もトラブルもほぼ回避できます。
- ライフジャケットを必ず着る
- テトラには極力乗らない
- ヒレのトゲに触らない
- 立入禁止エリアに入らない
- 漁具・漁業権に手を出さない
ひとつずつ、理由まで説明します。
注意点1|ライフジャケットを絶対に装着しよう
これだけは、絶対に守ってください。
堤防釣りに法的な着用義務はありませんが、「義務がない=安全」ではありません。
海上保安庁も、海中転落時にライフジャケットを着用していたかどうかで生存率が大きく変わることを繰り返し注意喚起しています。
ライフジャケットの重要性は海上保安庁の公式サイトでも解説されているので、ぜひ一度目を通してみてください。
根魚狙いは足元や暗い時間帯を攻めるぶん、転落リスクは決して低くありません。
僕が堤防で使っているのは腰巻きタイプの自動膨張式です。
ベスト型より圧倒的に動きやすくて、キャストの邪魔になりません。
「暑いから」でライジャケを外すのが、一番やっちゃいけないやつです!
注意点2|テトラには極力乗らない
根魚はテトラ際に着きますが、だからといって上に乗る必要はありません。
濡れた海藻の付いたテトラは、スケートリンクだと思ったほうがいいです。
隙間に落ちると自力では這い上がれず、周りからも見えません。
堤防の上から際を狙えば、十分に釣果は出ます!
注意点3|ヒレのトゲに触らない
カサゴもキジハタも、背ビレに鋭いトゲを持っています。
素手で握ると、かなり痛い思いをします。
フィッシュグリップで挟んで、プライヤーでフックを外すのが安全です。
ちなみに僕はプライヤーを海に落としたことがあるので、ランヤードで繋いでおくことを強くおすすめします(実話)。
注意点4|立入禁止エリアに入らない
港や堤防には、釣り禁止・立入禁止の区域が普通にあります。
看板やフェンスがある場所は、どんなに釣れそうでも入らないでください。
一人のルール違反で、そのエリア全体が釣り禁止になった例はいくらでもあります。
釣り場は、次に来る自分のために残すものです。
安心して釣りたいなら、管理釣り場という選択肢もアリですよ!
上越ならハッピーフィッシング直江津港第3東防波堤 完全ガイドで入場方法や料金をまとめています。
注意点5|漁具・漁業権に手を出さない
海には漁業権が設定されていて、勝手に貝や海藻を採ると密漁になります。
また、遊漁で使える漁具・漁法も法律で決まっていて、竿釣りや手釣り以外は基本的に使えません。
この点は水産庁の公式サイトでも解説されているので、釣行前に確認しておくと安心です。
新潟県のルールについては新潟県の公式ページもあわせてチェックしてみてください。
置いてあるロープや網に触らないのも、当たり前のマナーです。
根掛かりを減らす3つのコツ|ジグヘッド代を守る技術
根魚ゲームの最大のストレス、それが根掛かりです。
結論、ゼロにはできませんが、この3つで体感半分以下には減らせます。
- 着底したら止めずにすぐ動かす
- 引っかかったら引っ張らず緩める
- 根が荒い場所はテキサスリグに替える
コツ1|着底したら止めずにすぐ動かす
放置している時間が長いほど、仕掛けは岩の隙間に入り込みます。
着底を感じたら、1秒以内に次のアクションへ。
この一手間だけで、ロスト率がガラッと変わります!
コツ2|引っかかったら引っ張らず緩める
根掛かった瞬間に力任せに引くのは、一番やってはいけない対処です。
まずはラインを緩めて、ロッドを軽く煽ってみてください。
ジグヘッドの自重で、勝手に外れてくれることが結構あります。
焦って引っ張ってラインごと失うと、結び直しで15分溶けます。
コツ3|根が荒い場所はテキサスリグに替える
どうしても根掛かりが止まらない場所では、フックがワームに隠れるテキサスリグが有効です。
シンカーとフックが分離しているぶん、根をかわしてくれます。
「今日はここ、ジグヘッドじゃ勝負にならんな」と思ったら、迷わずリグを替えましょう!
小さい根魚はリリースしよう|資源を守るのも釣り人の仕事
最後に、大事な話をひとつだけ。
小型の根魚、特に30cm未満のキジハタはリリースするのがおすすめです。
理由は、根魚が総じて成長の遅い魚だから。
キジハタは30cmほどでようやく産卵に加われると言われていて、小型を持ち帰るのは利子がつく前に定期預金を解約するようなものです。
新潟県には現時点でキジハタの法的な採捕制限はなく、あくまでモラルベースの話になります。
ただ、山口県のように30cm以下の採捕を制限している自治体もあると公式サイトで公表されているので、資源管理の考え方として知っておいて損はありません。
- リリース前提の魚は、なるべく水から出さずに素早く逃がす
- 濡れた手で触る(乾いた手は魚の粘膜を傷つけます)
- 持ち帰るのは食べる分だけ
来年も再来年も同じ堤防で釣るための、ささやかな投資だと思ってください!
根魚ゲームのよくある質問
Q1|エサでも根魚は釣れますか?
結論、めちゃくちゃ釣れます!
ブラクリ仕掛けにサバの切り身やオキアミを付けて落とすだけでOKです。
ただ、ワームのほうが手返しが良くて広範囲を探れるので、数を伸ばしたいならワームに軍配が上がります。
Q2|昼間はまったく釣れませんか?
釣れないことはありません。
日中はテトラの奥やスリットなど、影になっている場所をピンポイントで攻めるのがコツです。
「明るいときは穴の中、暗くなったら外に出てくる」と覚えておくと、狙う場所を切り替えやすくなります。
Q3|根魚とマゴチ、どっちが初心者向けですか?
手軽さなら根魚、サイズのロマンならマゴチです。
根魚は足元でも成立しますが、マゴチは砂地をキャストで広く探る釣りになります。
比べてみたい人はマゴチの釣り方|時期・ワーム・コツを実釣解説もどうぞ。
まとめ|まずはカサゴ1匹から始めよう
根魚ゲームは、堤防釣りの中でもっとも「初心者が結果を出しやすくて、しかも美味しい」釣りです。
最後にもう一度、要点をまとめます。
- 狙うのはカサゴ・キジハタの2種
- 時期は初夏〜秋、時間帯は朝マズメと日没後が有利
- 釣り方は「着底→リフト&フォール→即アワセ」の3ステップ
- タックルはエギングロッド+3000番リールで十分
- ライフジャケットは必ず装着する
難しいテクニックは要りません。
ワームを底まで落として、ちょんちょん動かすだけ。
それだけで、夕飯のおかずが自分の手で釣れてしまいます。
まずはカサゴ1匹を目標に、堤防へ行ってみてください!

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