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新潟の釣り時期カレンダー|月別に釣れる魚と狙い方を解説

「新潟で釣りを始めたいけど、今の時期って何が釣れるの?」

「せっかく朝早く起きて行ったのに、時期が違ってボウズだった…」

そんなふうにカレンダーとにらめっこしている人、めちゃくちゃ多いと思います。

僕も最初の年は「とりあえず海に行けば何か釣れるっしょ!」と思って真冬の爆風の中に立ち尽くし、釣れたのは自分の心の冷えだけでした。

結論からお話しすると‥新潟の釣りは「水温」と「エリア」で釣れる魚がハッキリ入れ替わるので、時期さえ合わせれば初心者でも釣果はガラッと変わります。

この記事では、上越をホームに10年間釣りをしてきた僕が、月別に釣れる魚・狙い方・タックルをカレンダー形式でまとめました。

県の公式ルールや安全面まで一気に押さえられるので、読み終わる頃には「今週末、何を狙って行くか」が決まっているはずです!

凪待ち
「魚がいない」んじゃなくて「今いる魚を狙ってない」だけ、ってパターンが本当に多いです!
目次

新潟の釣り時期を読むための前提3つ

月別カレンダーを見る前に、これだけは頭に入れておいてください。

この3つを知っているかどうかで、同じカレンダーを見ても釣果が変わります。

新潟の釣り時期・3つの前提
  • ①エリアで2〜3週間ズレる(上越が早く、下越が遅い)
  • ②カレンダーの正体は「水温」
  • ③日本海側は「時期」より「風と波」で決まる日がある

①エリアで2〜3週間ズレる(上越が早く、下越が遅い)

新潟県はとにかく縦に長いです。

上越・中越・下越・佐渡と並べると、南西の上越から順に季節が進んでいく傾向があります。

体感では上越と下越で2〜3週間ほどのズレがあり、上越で青物が始まった頃、下越はまだ「もうちょっと待って」という状態だったりします。

なので、この記事のカレンダーは上越基準だと思って読んでください。

下越で釣る人は、だいたい2週間くらい後ろにずらすとハマります。

②カレンダーの正体は「水温」

月別カレンダーは便利ですが、魚はカレンダーを見ていません。

魚が見ているのは水温です。

ざっくり言うと、キジハタやマゴチのような夏の魚は水温が20℃を超えたあたりから元気になり、青物は水温が下がり始める秋に荒食いします。

逆に真冬の低水温期は、魚の活性そのものが落ちるので「数は出ないけど1匹がデカい」釣りになりがちです。

暖冬・冷夏の年はカレンダーが丸ごと前後するので、「月」ではなく「今の水温」で判断するクセをつけると一気に上級者っぽくなります!

③日本海側は「時期」より「風と波」で決まる日がある

これが日本海の一番シビアなところです。

どんなにベストシーズンでも、北西の風が吹けば海は真っ白になります。

特に秋から冬にかけては、ベストシーズンなのに海に出られない日がゴロゴロあります。

僕も「明日は絶好調のはず!」と前夜にタックルを積んで、朝起きたら波高3mで積み下ろしただけ、という日を何度やったかわかりません。

時期を合わせたら、次は凪の日をピンポイントで狙う

これが新潟で釣果を伸ばす最短ルートです。

【月別】新潟の釣り時期カレンダー|季節ごとに釣れる魚

ここからが本題、季節別のカレンダーです。

まずは1年をざっくり4つに分けて全体像を掴んでください。

新潟の釣り・季節別の主役
  • 春(3〜5月): 根魚の目覚め・アジ・メバル・サゴシ
  • 夏(6〜8月): キジハタ・マゴチ・キス・アジ・小型回遊魚
  • 秋(9〜11月): 青物・アオリイカ・アジ・カマス(1年で最強)
  • 冬(12〜2月): 数は減るが良型狙い・サゴシ

春(3〜5月)|根魚が目を覚ます、我慢と期待の季節

春は「まだ寒いけど確実に海が動き出す」時期です。

3月はまだ低水温を引きずっていて、堤防はカサゴなどの根魚が中心になります。

4月に入って水温が上がってくると、メバルやアジが接岸してきて、サビキ釣りでも楽しめる日が増えてきます。

5月はアオリイカの春イカシーズンで、産卵前の大型が狙えるチャンス。

上越市の黒井突堤あたりではサゴシが2月から釣れることもあるようですが、僕の体感では春の青物は「当たれば嬉しいボーナス」枠です。

春の注意点は、日中は暖かくても朝夕はガチで寒いこと。

薄着で行って震えながら帰った僕が保証します。

夏(6〜8月)|キジハタ・マゴチ、僕のホームシーズン

正直、新潟の夏は最高です!

水温が上がってキジハタ(アコウ)が本気を出すのが6月以降で、僕が一番数を釣っているのもこの時期。

砂地に目を向ければマゴチが強烈に効いていて、真夏の「照りゴチ」はまさに本番です。

ファミリーならサビキのアジ、投げ釣りのキスも堅く、直江津港周辺では投げ釣りで15〜20cmのキスがまとまって釣れることもあります。

それぞれの具体的な釣り方は、キジハタならキジハタの釣り方|時期・ワーム・タックルを実釣ベースで解説、マゴチならマゴチの釣り方|時期・ワーム・コツを実釣解説にガッツリまとめてあります。

唯一にして最大の敵は熱中症です。

「魚より先に自分が焼ける」ので、日中はムリせず朝マズメ勝負にしましょう。

凪待ち
夏の日中の堤防、コンクリの照り返しで下から焼かれます。あれはもう調理される側の気持ち!

秋(9〜11月)|1年で一番アツい、青物とアオリイカの季節

新潟の釣りで「時期はいつがいい?」と聞かれたら、僕は迷わず秋と答えます。

水温が下がり始めると青物が荒食いモードに入り、ショアからでもブリやワラサのチャンスが出てきます。

僕がブリを釣った詳しい顛末は上越SUPでブリを釣った話|タックル・やり取り・教訓を実釣解説に全部書きましたので興味のある方はどうぞ!

同時に秋はアオリイカの新子シーズンでもあり、エギングの数釣りが成立します。

夏の魚(キジハタ・マゴチ)も10月頃までは十分狙えるので、まさに全部入りの季節。

ただし、秋が深まるほど時化(しけ)の日が増えるので、行ける日に全力で行くのが正解です!

冬(12〜2月)|数は減る、でも1匹が濃い

冬の日本海はハードモードです。

低水温で魚の活性は落ち、そもそも風と波で海に出られる日が激減します。

脂の乗った魚が食卓に並ぶという意味では、冬の1匹は他の季節の3匹分くらいの価値があると思っています。

ただ、冬は防寒装備をケチると本当に危険なので、初心者にはあまりおすすめしません。

「シーズンオフはタックル整理と来季の計画」に充てるのも、僕は立派な釣りだと思っています(それでYouTubeを見て終わる日もある)。

時期に迷ったらココ|新潟で「確実に釣りができる」場所の選び方

時期がわかっても、初心者にとって次のハードルは「どこで釣るか」です。

結論から言うと、はじめのうちは管理釣り場と、情報が公開されているエリアから入るのが圧倒的にラクです。

上越の直江津港第3東防波堤(ハッピーフィッシング)なら、足場・柵・トイレが整っていて、公式サイトで釣果や料金が公開されています。

「今この時期に何が釣れているか」を釣行前に確認できるのは、初心者にとって最強の武器です。

ハッピーフィッシングの公式の釣果ページでも直近の釣れている魚が随時更新されているので、行く前にチェックしてみてください。

入場方法や必須装備はハッピーフィッシング直江津港第3東防波堤 完全ガイドにまとめてあります。

エリア全体の攻め方を知りたい人は上越の釣り完全ガイド、糸魚川方面なら糸魚川の釣り完全ガイドもどうぞ。

時期別に僕が実際に使っているタックル4パターン

ここでは「この時期にはコレを持っていく」という僕の実際のタックルを公開します。

全部を一気に揃える必要はまったくないので、狙う魚に合わせて1セットずつ増やすのがおすすめです。

時期別・僕の使用タックル
  • ①夏の根魚(キジハタ)ロックフィッシュタックル
  • ②夏のフラット(マゴチ)タックル
  • ③秋の青物ショアジギングタックル
  • ④秋のエギングタックル

①夏の根魚(キジハタ)タックル

キジハタ狙いはボトムをネチネチ探る釣りなので、感度と根に負けないパワーが要ります。

僕はエギングロッドのセフィアBB S86MLにアルテグラC3000HGを合わせて、ジグヘッド+ワームで探っています。

ワームはバグアンツ3インチが鉄板で、これでキジハタもカサゴもまとめて反応してくれます。

ジグヘッドを何個ロストしたか数えたくないレベルですが、根魚は根にいるので仕方ないと割り切っています!

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シマノ 21アルテグラ C3000HG
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②夏のフラット(マゴチ)タックル

マゴチは砂地をズル引き気味に誘う釣りなので、ロッドはコルトスナイパーBBを使用しています。

ワームはパワーシャッド4インチ、少し飛距離が欲しい日はジョルティに切り替えるのが僕のパターン。

1本で夏の根魚とフラットを両方カバーできるので、最初の1本としてもコスパが良いです。

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③秋の青物ショアジギングタックル

秋の青物は、正直これのためだけに1年待ってると言ってもいいくらい楽しいです。

僕が実際にブリを獲ったルアーはセットアッパー125S-DRで、プラグでガツンと持っていかれる瞬間は完全に中毒性があります。

ジグで飛距離を稼ぎたいときは、ショアからならRサーディン40gを結んでいます。

サゴシ狙いの時期はブレード系が効くと言われるので、ビッグバッカー Eブレード S 40gも用意しておくと安心です。

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ラインはPE0.8号にフロロのショックリーダー、ここはケチると泣きます。

僕は一度リーダーを組むのをサボって、目の前でブリらしき魚に持っていかれた過去があります(思い出しただけで胃が痛い)。

④秋のエギングタックル

アオリイカの新子シーズンは、軽いエギングタックルが一番気持ちいいです。

僕はセフィアBB S86MLにストラディック2500SHGを合わせて、堤防から広く探っています。

青物ロッドでエギを投げると手首が死ぬので、ここは素直に専用ロッドをおすすめします!

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ちなみにSUPで沖のティップランをやる場合は、堤防用とはロッドがまったくの別物になります。

僕はSUPではエギゾースト1G EZ1TE-S632MLを使っていて、こちらは船上で穂先の変化を取るための専用設計です。

釣った魚を持ち帰るなら、夏場はクーラーの保冷力が生命線です。

僕はホリデーランドクーラー17Lをずっと使っていますが、日帰りの堤防釣りならこのサイズで十分足ります。

新潟で釣りをする前に守りたい5つのルールと注意点

新潟で釣りをする前に守りたい釣行前の5つの鉄則

時期の話をしてきましたが、ここが一番大事です。

ルールと安全を守れないと、そもそも来年も再来年も釣りを続けられません。

釣行前に必ず確認したい5つ
  • ①立入禁止区域には絶対に入らない
  • ②漁業者・漁船の作業を邪魔しない
  • ③ライフジャケットは常時着用する
  • ④ゴミは必ず全部持ち帰る
  • ⑤獲っていい魚・獲れない生き物を知っておく

①立入禁止区域には絶対に入らない

新潟県も、防波堤での釣りは高波などによる危険性が極めて高く、転落事故が発生する可能性が高いとして、立入禁止区域での釣りは絶対に行わないよう呼びかけています。

「みんな入ってるから大丈夫」は通用しません。

そういう場所は、事故が起きた瞬間に全面禁止になり、真面目に釣ってきた人まで釣り場を失います。

この点は新潟県の公式サイトでも解説されているので、一度目を通しておいてください。

②漁業者・漁船の作業を邪魔しない

漁港は、漁業者にとっての職場です。

県からも、漁業者が作業している場所で釣りをしない、漁船が近づいたら竿を上げる、航路上に釣り糸を垂らさない、漁港内に駐車して作業の妨げにならない、といったお願いが出ています。

人に迷惑をかけるな!これが我が家の教訓です。

③ライフジャケットは常時着用する

これは声を大にして言います。

ライフジャケットは絶対に装着しよう。

新潟の海は堤防でも急に波が上がりますし、テトラの上で滑ったら受け身なんて取れません。

僕は堤防・ショアでは腰巻きタイプの自動膨張式を使っていて、これなら夏でも暑くないし動きも邪魔されません。

「泳げるから大丈夫」という人ほど危ないです。

着衣で冬の日本海に落ちたら、泳力の話ではなくなります。

SUPで沖に出る場合は、腰巻きではなくベスト型を使ってください。

詳しくはSUP釣りは危ない?ヒヤリ体験と絶対安全対策5つにまとめています。

④ゴミは必ず全部持ち帰る

漁港内でのゴミの放置も、県から明確にやめてほしいと言われている行為です。

特にPEラインの切れ端やワームの袋は、風で飛んで海に落ちます。

僕はジップ袋を1枚バッカンに入れておいて、切ったラインは全部そこに突っ込むようにしてから、足元がめちゃくちゃキレイになりました。

釣り場を守るコストが「ジップ袋1枚」なら安すぎます。

⑤獲っていい魚・獲れない生き物を知っておく

意外と知られていませんが、アワビ・サザエなどの貝類、ワカメなどの海藻類、タコといった定着性の水産動物は漁業権の対象で、遊漁者が獲ると漁業権侵害になることがあります。

「潜って貝を拾う」は完全にアウトになるケースがあるということです。

また河川など内水面では、イワナやヤマメに禁漁期間や全長制限が設定されていて、遊漁券が必要な区間もあります。

クロマグロも遊漁での持ち帰り尾数に制限があります。

このあたりは新潟県の「にいがた漁業のQ&A」の公式サイトでも解説されているので、釣行前に確認しておくと安心です。

ルールの詳細や最新の内容は採捕の禁止等についての公式ページもあわせてご確認ください。

新潟の釣り時期に関するよくある質問

最後に、僕がよく聞かれる質問にまとめて答えます。

Q. 新潟で釣りを始めるなら何月がおすすめ?

初心者なら断然6〜10月です。

気候が穏やかで、アジ・キスなど数が釣れる魚が多く、防寒装備もいりません。

「まず1匹釣って楽しさを知る」という意味で、真冬デビューは正直おすすめしません。

Q. 冬でも釣れる魚はいる?

います。

カサゴなどの根魚、サゴシなどが冬のターゲットです。

ただし出撃できる日が限られるので、風と波の予報を見て凪の日に絞る前提になります。

Q. 上越と下越で時期はどれくらい違う?

体感で2〜3週間ほど、上越のほうが早く季節が進む傾向があります。

下越の人はこの記事のカレンダーを少し後ろにずらして読んでみてください。

Q. 時期が合っているのに釣れないときは?

だいたい原因は「時間帯」と「潮」です。

日中のド干潮に行って釣れないのは、時期のせいではありません。

朝マズメか夕マズメに、潮が動くタイミングを合わせるだけで結果が変わることが本当に多いです。

まとめ|新潟の釣りは時期を合わせれば一気に釣れる

新潟の釣り時期について、月別カレンダーからルールまで一気に解説してきました。

最後にもう一度、要点をまとめます。

この記事のまとめ
  • 春は根魚とアジ、夏はキジハタ・マゴチ・キス
  • 秋は青物とアオリイカで1年の最盛期
  • 冬は数より型、ただし風と波の見極めが必須
  • 上越と下越で2〜3週間のズレがある
  • ライフジャケットとルール遵守は時期に関係なく必須

釣れる時期を知っているだけで、同じ1日の釣行の中身がまるで変わります。

まずは今月釣れる魚を1匹に絞って、そいつだけを本気で狙ってみてください。

1匹釣れると、来月のカレンダーがめちゃくちゃ楽しみになりますよ!

凪待ち
僕もまだ全部の季節を攻略できてません。一緒に1年かけて新潟の海を丸裸にしていきましょう!
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この記事を書いた人

凪の日だけ、SUPで日本海に浮かんでいます。新潟県上越・糸魚川エリアの海釣りとSUPフィッシングの記録。釣果はブリ・マゴチ・キジハタなど。板子一枚、下は日本海。

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